(万博公園にて)
こんにちは、加藤です。
先日、Kansai Art Beat(以下、KAB)さんという関西のアート•イベントを紹介する団体が企画する「カレーと万博〜春の遠足〜」に参加してきました。
まず阪急南茨木駅に集合し、近くのインドカレー店でナン&カレーをそれぞれ食べながらお喋り。その時点で集まったのは学生ばかりで、それぞれ自己紹介を交えながら、最近良かったアートや美術館の話をしました。趣味だけでなく大学卒業後もアートに関わっていたいと考える方の話など、自分の周りではなかなか聞けない話がとても興味深かったです。
(阪急南茨木駅前にある作品「サン•チャイルド/ヤノベケンジ」。あいちトリエンナーレ2013)
そしてモノレールで大阪万博記念公園へ。あの有名な太陽の塔が出迎えてくれました。
万博公園は1970年に開催された大阪万博の跡地にあり、広さはなんと甲子園球場65個分!ちょうど桜が見ごろだったので、大勢の人がお花見をしていました。
そして花見をしている人たちを横目に、私たちはEXPO70パビリオンへ到着。今回のツアーの目玉である、ガイドツアーが始まります。
EXPO70パビリオンは、1970年・日本万国博覧会の出展施設であった鉄鋼館を再活用し、2010年3月に記念館としてオープン。そして今年3月1日にリニューアルされました。
(鉄鋼館内部 スペースシアター)
特に印象深かったのが、鉄鋼館内部「スペースシアター」です。ここは当時の最先端の音楽やレーザーを駆使したコンサートホールとして使用されていたらしく、現在のメディアアートと言われても分からないぐらい迫力のあるものでした。
現在も、当時の衣装や映像等の展示物と共に、当時のままのホールを見学することができます。
他にも1992年の大改修で取り外された太陽の塔の「初代:黄金の顔」の目玉の中(!)に入ることが出来るなど、遊び心満載の展示もあります。
春の行楽日和に、ぜひ大阪万博記念公園へ一度訪れてみてはいかがでしょう。
ライター:加藤さやか
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