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◼︎批評ってなんなの。
美術に「批評」は必要なのかな。美術は自由に見て楽しむものだから、批評家がいる意味は無いんじゃないかな。そんな事をここ最近まで思ってたけど、実はどうやら美術において、批評はとても重要らしい。

◼︎批評=経験の文章化
「批評する」という行為は、「経験を文章化して捉え直す」行為と見なされる。絵や空間や立体物として表現されるアートは、鑑賞者が実物に触れることでアーティストの表現する「何か」が伝わってくる。裏を返せば、実物を見ないと、体験しないと、触れないと、鑑賞者はその「何か」を感じる事がとても難しい。そこで実物を目の前にしなくても、「何か」を感じるための手段として、批評がある。

◼︎鑑賞して、モヤモヤして、スッキリする
批評を行う人は、幅広い。例えばあなたが森美術館へアンディ•ウォーホル展を鑑賞しに行った後、鑑賞する前とは違う「何か」を感じているかもしれない。その「何か」は自分の中でモヤモヤと残る。友達と一緒に鑑賞したのであれば、お互いの感想を喋り合うことでスッキリするかもしれない。でも一人で来ていたら?もっと多くの人と感想を共有したい時は?そんな時、経験を文章化してみる。文章化し、SNSや自分のwebページがあれば、こっそりでも堂々とでも、世界に発信することができる。自分の経験を、自分以外の人と共有できる。どうやら批評は思ったより堅苦しくない行為らしい。まずは私もペンをとるところから、始めてみようかな。

※美術批評にも色々ある。プロの美術批評家さんは例えばこんな方とか。

ライター: 加藤さやか