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http://www.nikkei.com/article/DGXNASFH1900V_Z11C13A1000000/?df=5&dg=1 日本経済新聞オンラインの記事より)

 

「芸術のまち」そして「大学のまち」でもある京都で、

芸大生が病院内でのアート活動に取り組んでいることをご存知でしょうか。

 

HAPii+プロジェクトは、

京都造形芸術大学、NPO法人アーツプロジェクト、京都府立医科大学付属病院の三者が

実施主体となり、2013年で5周年を迎えました。

 

病院の雰囲気をアートの力でより良くしたいという病院スタッフの想いがきっかけで、地下の薄暗い廊下の壁画を学生が手掛けたことからこのプロジェクトは始まったそうです。

 

これまでに、HAPii+プロジェクトのメンバーが制作した多くの作品が

病院内を彩ってきたようです。作品の一部は、一般の方も病院内で観ることが出来ます。

 

例えば、

病院の廊下に飾られる巨大なフレスコ画、PICUNICU内を彩る動物や自然のモチーフ。

 

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(小児集中治療室の雰囲気を和らげる、動物や自然のモチーフ。カッティングシートで作業時間を短縮している。)

 

こちらは、赤ちゃんとお母さんが初めて触れ合う大切な空間「カンガルーケアルーム」。

蓄光シートで星空を表現しています。

 

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(「カンガルーケアルーム」)

 

病院スタッフと学生が何度もプレゼンテーションや話し合いを重ねて、アイディアの実現に至っています。

 

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(握って遊べるおもちゃ=「にもちゃ」。院内で使用するため、消毒できる素材にこだわった。)

 

 

京都観光の際、もしも病院に行くことがあれば…ぜひ、このHAPii+の活動を思い出してみて下さい。

 

HAPii+プロジェクトFacebookページ

https://www.facebook.com/hapii.kuad

 

◆日経新聞オンラインの記事

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFH1900V_Z11C13A1000000/?dg=1

 

 

ライター:加藤 さやか