みなさん、こんにちは!
病院×Artプロジェクトメンバーの加藤と申します。

ご報告が遅れてしまいましたが、
先日行った「グループホームてらど」看板制作コンペの表彰式の様子をお届けします(^^)

f:id:cupid-project:20120520130522j:image






グループホームてらど看板制作コンペの受賞された三人に、てらどや制作した看板への思いをインタビューしました!
三人三様の想いをご紹介させて頂きます(^^)

☆最優秀賞 木下栞さん(京都造形芸術大学3年)
 この度は、たいへん名誉な賞をいただき、心より感謝しています。また、誰かの役に立つ作品がつくりたいと思っていた私にとって、大きな第一歩となりました。施設や関係者の方々、病院×Artプロジェクトの皆様、本当にありがとうございました。
 今回、看板を制作させていただくにあたり、私は、「和と自然」を基調にアイデアをだしました。というのも、てらどさんの建物は、木目の美しい柱や、落ち着きのあるナチュラルな色合いの床が使われていたり、綺麗に手入れされた花壇があるなど、自然の持つ美しさを多く取り入れた癒しの空間だったからです。そんな空間にいつまでも寄り添い、利用される方々を長く見守れる看板にしたいなと思い、素材には天然の桑の木と漆を使い、字も手で書かせていただき、「和と自然」に、ちょっぴり「伝統」の要素を加えた、唯一無二の看板となりました。
 しかし、木も漆も天然素材なので、どうしても風化してしまいます。が、漆は何度でも塗り直して使うことができ、その度に美しさに磨きがかかります。その塗り直しも私がさせていただきます。
 看板が完成しても、私と皆様の関係は続いていく。完成がゴールではないところが、この看板の醍醐味ではないでしょうか。
これからも長いお付き合いになると思いますが、どうぞよろしくお願いします。

★優秀賞 三好香織さん(京都嵯峨芸術大学2年)
 当日、初めててらどに訪問致しましたが、とてもきれいであたたかい場所で、初めて来たと思えないほど居心地の良い空間でした。今回、私はひまわりをモチーフに、施設の方々にこの花ような笑顔になっていただきたい、という思いで看板デザインを考案致しました。また別途で、花の絵の作品を制作させていただくことになり、大変光栄です。
 次回、新たな看板を掲げたてらどに訪問するのが楽しみです!


★優秀賞 東條理沙さん(京都精華大学2年)
 私は新しい物を作りたくて作品を作ってます。今回の看板のデザインも形から丸々クジラで見た感じでは『何じゃこりゃ』と言う驚きだと思います。そんな驚きと面白さを大事に今後も絵を描いていきたいです。今回は本当に賞を取れて嬉しかったです。いつも自分の作品に自身が持てなかったので少し自信がつきました。ありがとうごさいました。