あなたは病院にどのようなイメージを持っていますか?
白い廊下、白い壁、白い病室。

   そのような病院こそが、アートを1番必要としている場所ではないだろうか。

     アートには人を癒す力があり、笑顔にする力もある。

        ホスピタルアートなら今の病院を変えることができる。

私たち病院×Artプロジェクトは、ホスピタルアートを取り入れることで患者さんの療養環境の改善を目標に活動しています。
ホスピタルアート活動に興味を持たれた方、
一緒に患者さんの環境をアートで改善してみませんか?インターンシップ生募集中です!
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今日は、先週取り上げた「人工空」が実際に病院に導入されたケースについて取り上げていきたいと思います。

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http://jeec.jp/images/image1.png 

 名古屋市にある名古屋第二赤十字病院では、昨年の改築に際してNICU(新生児集中治療室)に人工空が設置されました。「本当の空を見られない赤ちゃんに、見せてあげたい」という思いからこの人工空は設置され、その空間は、どうしても長く生きることができなかった赤ちゃんの看取りの場としても使用されています。NICUには小さく生まれた赤ちゃんや、病気の状態で生まれてきた赤ちゃんなど、さまざまな赤ちゃんが治療を受けています。中には一度も外に出ることなく亡くなってしまう赤ちゃんもいることでしょう。赤ちゃんがどれだけのことを認識しているかは分かりませんので、空の美しさだったり、空自体を認識しないかもしれません。でも、空の雰囲気や外の雰囲気を少しでも感じられるような空間が僕は必要だと思います。また、赤ちゃんだけでなく、赤ちゃんを見守る家族だったり、同じ空間で働く医者や看護師などの心も晴れやかなものにすることができるという意味でも人工空は大きな役割を果たせると思います。この人工空はNICUに限らず、病院の中や、もっと言えばどんな場所にでも活躍できるでしょう。もっと多くの場所で導入されることを期待します。

 

最後に、私はどんな人の気持ちも晴れやかにし、勇気を与えられるのが人工空の大きな強みだと思います。私たち病院×Artプロジェクトも人工空のように、病院の空間にいる人の気持ちをよりよくできるような活動を展開していきたいと思います。

参考:

NICUに“人工空”設置 名古屋第二赤十字病院 田中太平さん
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20140108142954773

光あれ...新生児集中治療室は今...。命の最前線で戦う医師...病室を安らげる場所に
https://www.youtube.com/watch?v=4gQRPeCFGJM