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今月の4日に、京丹後市の中山泰市長が愛知県庁で会見を開かれました。「どうして京丹後市の市長が愛知県庁で会見?」と思われる方も多いと思います。この会見の内容は、京都北部の丹後地方で話されている丹後弁と名古屋弁が似ているとして、両方言の類似性や過去の文化的交流に関する調査を進めるというものでした。

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 丹後弁と名古屋弁に共通する言葉として、「うみゃあ」(おいしいの意)や「えらい」(疲れた、しんどいの意)、「どえりゃー」(すごいの意)、「ええがや」(いいですの意)などがあげられます。「どえりゃー」や「~がや」は名古屋弁特有の言い回しだと思っていたので、私もとても驚きました。

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この二つの場所の共通点とは何なのでしょうか?京丹後市教委によると、弥生時代の首長墓とされる赤坂今井墳墓(同市峰山町赤坂)から東海地方で製作されたとみられる土器が出土したことや、両地方が古代赤米の産地であることなどから、古くから文化交流があったのではと指摘されているようです。また、都(京都市)からの距離が、京丹後市が約90キロ、名古屋市が100キロちょっとと、大きな差がないことも関係しているのかもしれないという考え方もできます。

これから調査が進められていくとのことですが、方言を機に両市の間の交流が進んでいくといいですね。今後の進展が非常に楽しみです。

参考:名古屋弁と丹後弁どえりゃー似とる 交流など調査へ
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2014080502000070.html